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番外編 足クルマ(本命?)E46
前の記事とは時系列で前後しますが、
GWに入り、暇してたので、普段から乗りたくってる、もう10年選手の
E46 318i にて昼前にいつものツーリングコースに出かけました。

天候は、晴れ。
絶好のドライブ日和。
GW中と言うことで、クルマも多めですけど
そこは、もとからパワーの少ない318。ゆっくりペースには慣れてます。
適度に運転を楽しみながら
今回の目的地、ごまだん駐車場にクルマを停め
以前、キリで何も見えなかった、龍神岳山頂に山道を登ります。
観光客は、シーズンインなのでそこそこ居ますが
山頂を目指す人は誰も?いません。

個人的には、だれも居ない方が気分を満喫できるからOKですけど
皆さん、運動嫌いなのかな?
護摩壇山山頂まで、約1.5キロ
そこから、真の山頂、龍神岳まで0.7キロ。

山頂到着~
やはり、誰もいません~
自然満喫。見晴らし最高!
ひとりテンション↑てます。




龍神岳



ひとしきり堪能して足早に下山。
駐車場までまたも、一人旅しつつ
先ほどよりさらに増えた観光客を横目に、龍神村方面に走り出します。
ここから10キロほど下り道。
こちらに降りてくクルマも少ないので良いペースでワインディグを楽しめます。
特に、パワーが少ない 318 には楽しい時間です。
でも、何時も思うのは
和歌山方面の下道は、ダンプが通るから?か、道がドロで汚れてたり。
トンネル内、湧水でビチャビチャとか
道路に岩が転がってたりと
ロータスで楽しむには何時も神経を張り詰め気味で少しシンドイ。
でも、318なら問題無し。純粋にドライブを楽しめます。




続きを読む ≫
普段なら、国道424を北上して、海南を抜け帰ってくるのですが
せっかくの休日1000円割引。それも6月までのカウントダウン中なので
208号を南紀田辺ICを目指して南下。高速を使って帰ってくるコースを選択しました。

208号は、知られざるワインディング。適度なアップダウンと、コーナーを
20キロほど、信号もなくドライブを楽しめます。
しかも、何処かに抜けると言うより
街から街への平行移動的道路なので、それほど交通量多くありません。
あっても、地元ドライバーは結構譲ってくれます。
この辺、観光客が延々とマイペースで走ってる幹線道路と違うところです。

208を抜けると、田辺のバイパス、阪和道ICとなるのですが
ここまでくると、湯浅トンネルの渋滞に巻き込まれたくないから
出来るだけ早く帰路につきたくなります。
高速乗って、iPhone で渋滞情報を確認。
やはり、湯浅トンネル先頭に2キロほど渋滞してます。
時刻は、午後3時半。渋滞には少し早いけど
これは、まあ、止まることもないか?と楽観してクルマを進めます。
ボトルネックは、湯浅トンネルだけなので
そこまでは、順調な行程。
音楽(WEBラジオのストリーミングDL)聴きながらドライブ。
そして運命のトンネル手前
ちょうど有田の出口を越えた付近で、渋滞が始まり、そこから数分して
一度、メーターのラジエターマークが点灯。
「何?ラジエター?水なの?」
頭はグルグル何で?を繰り返します。
しばらくすると、マークが消え
「何だよ~センサーのエラーか?」
と楽観しますが、この数十秒後
水温計がみるみる上昇。普段見たことないレベルまで達します
ここに来て、楽観論は消失
瞬間で、とりあえずキーをオフ。
エンジンカットして、惰性で路側帯に寄せることに

阪和道

「絶対水無いわ。じゃないとこんな事ならんもん。」とつぶやきながら
三角表示板を後方に設置して
水が無いとどうしようも無いわって思いで
歩きで高速を離脱(フェンス乗り越えて)比較的土地勘のある
有田の街に降りたちました。
歩いて数キロのドラッグストアーにて2リッターの水を3個購入。
クルマに戻ります。
そして、ボンネットを開けラジエターキャップを外し
中身を確認。
とりあえず、水はエクスパンションタンク内には全くありません。
試しに水を足してみると、、
エンジン中央、樹脂のパイプから水が勢いよく噴出してきます。
見れば、内径13ミリほどのホースが根元から外れて
そこから、水が一気に抜けたみたいです。
「何だ~ホース抜けか~」
この時点で一気に楽観的になります。

少し時間を置いて、冷まして、軍手を装着して
ホースを引き寄せます。すると、、
ホースの中に何だか塊があります。
「うん?何これ」
マイナスドライバーで抉って抜くと、それは、樹脂のパイプ。
「うげっ!抜けたんじゃなく、折れてんねや~」
そして、樹脂ピース部分を観察すると
差し込むにしてはやけに短く、抜け防止の段差とかもない。
というか、段差を境にぶち折れたようだ。
どうしよう?
選択肢としてこの時考えられるオプションは

1、知り合いに引き上げに来てもらう。
2、放置して電車で帰宅。GW明けに積載車で取りに来る。
3、応急処置して何とか帰還する。

の3つ。
このGW最中で引き上げに来てもらうのも気が引けるし
かといって、この場に置き去りも危険すぎる。
とりあえず、ここは、応急処置をしてみて
ダメなら知り合いに来て貰おう。
って事で、ホースを手繰り寄せ、ホースクランプを緩め。
短くなったパイプに差し込んで
って手が入らん。
でも何とか入りそうな感じなので、あっちに手首を返しこっちに親指もって行って
う~何とか入った。
パイプにどうにかホースを差込み
後は、締め付け。
「ドライバーが届かん。。」
10分くらい悪あがきしてみるも、帯に短し襷に長しで、とても必要な締め付けが出来ない。
工具買いに行こう。
またまた、高速を降りて(フェンスが高いので結構大変です)
今度は、ホームセンターを探します。
闇雲に探しても、絶対見つからないから、目に付いた
メガネ屋さんで場所を聞きます。
すると、ここから5キロほどの場所にあるらしい。
iPhone で確認して、ちょっとしたジョギングです。
30分後、
ありました。
ここで、長いドライバーと簡単な1/4のラチェットセット
懐中電灯とカッター。なんかを購入して
またまた現場に取って返しました。

そして、作業再開。
今度もアクロバチックに左手突っ込み
ホースを押さえ、クランプが動かないよう慎重に
見えない部分も懐中電灯のおかげで何とか
アプローチでき
加減しながら締めていくと、、
ある程度締めると、ヌルッと嫌な感覚。
ホースがずれたか?
いやっ、嫌な感覚だったよな
一度緩め、ホースを確認すると
また、輪っかが見えます。
腐食した部分がまた、崩れたようです。
残りはさらに短くなってます。

う~ん。アウトかな?
でも、往生際の悪い私。ホースをカッターで少し切って
クランプして変形した部分を避け
残りの部分に、も一度差し込み(短くなったから至難の業に…)
これ以上崩れたら、万事休すだから
抜けるか抜けないか。引っ張り確認しながら、ギリギリのところで
何とか締め切りました。

ホース装着

この時点で、日は沈み。薄暗闇。
8時前ってとこでしょうか?
水を入れて、圧が掛かると外れるだろうから
ラジエターキャップを緩めたまま
エンジンを掛けます。
数分回して、何とか抜けないようです。
エアーが抜け、再度水を補給して

さあ、渋滞が無くなるのを待とう。
阪和道の湯浅トンネルは、有名なボトルネック
この日も、ここを先頭に、延々と渋滞してます。
8時過ぎとは言え、渋滞は無くなる気配がありません。
「今日の晩御飯でも買ってくるか、、」
本日3度目の高速離脱決行です。

さっきのホームセンターは、和歌山じゃメジャーなオークワ直営。
となりじゃ、スーパーもあったから
ここで、晩のおかずを物色。もちろん。今度は急がないから
早足程度。
帰ってきたら、9時過ぎ。
トンネル前の渋滞は解消されてます。
準備して、エンジン掛けて
ゆっくり本線に走り出しました。
とは言え、70キロくらいで走らなきゃさすがに怖いし、
アクセルを踏み込まないよう、徐々に加速します。
目は、メーターに集中、心臓はバクバクです。
一つ目のトンネルを抜ける寸前。
前にはクルマの列。
え~まだ渋滞?
何とかトンネルを抜け、次のトンネルに入るまでの路側帯でまたまた停車します。
3角表示板だして
エンジンルーム開けて、真っ先に懐中電灯を当てるのは
もちろん、かのホース
神様~!
抜けてません。
にじんでるけど大丈夫。
水は、キャップ緩めたままけど
冷えて確認すると、500ccほど減ってるだけ。
このペースだと、3~4回ほどの停車で帰れそう。
希望を持った瞬間です。

このトンネル前の渋滞も、この後30分ほどで解消。
またまた、準備して走り出しました。
こんどの目標は、20キロほど先の
紀ノ川SAです。

先ほど同様、70キロまでゆっくり加速。
そこからは、なるべく負荷掛けないよう
まるでエコラン。
トンネルを抜けると2車線だから
走行車線を、自分のペースで走り続け
コーションランプも点かず、紀ノ川SA駐車場に停車。
同じく確認。
水温さがるまで気長に待ち
キャップを開けると、同じく500ccくらいの減。
「イケる。帰れるぞ!」
ひとりテンション上げ上げです。

そして、紀ノ川SAを後に
最後の難関。山中渓に挑戦。
登りを何とかスロットルを絞り気味で、メーターとにらめっこして
50キロくらいまで速度が落ちながら登って登って
抜かされ抜かされ、もう何か胃が痛いです。
そして、頂上。
後は下ってくだけ。
そして、何事も無く、関空道に入り
最後の停車。
ここも、水は減ってるものの、おおよそ大丈夫。
そして、湾岸線に入り
岸和田北IC
ここまでくれば、、後は2キロほどの一般道
幸い、信号のつながりが奇跡的で
1つも引っかかることなく、マンション下ガレージに到着。
クルマを定位置に停め
長い1日が終わりました。
終わると、これもまた、良い経験なのでしょうけど
もう少し日を措かなきゃ、さすがにまだ、そう思えません。
最悪の事を考え、お願いした方にどう?大丈夫?行かなくていい?
と何度かで励ましていただきました。
どうもありがとうございました。こうした経緯で無事何とか帰ってこれました。



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