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BMW PERFORMANCE FRONT BREAK KIT 装着
リアと違いフロントは無加工で装着出来るので
楽勝モードで作業は続きます。



130はノーマルでもローター径は330ミリとかなり大径だ。
今回のパフォーマンス製は外形こそ338ミリと大きくなるものの
そのアピアランスはリアほど顕著ではない(リアは300ミリから324ミリだ)
でも、それ以上にキャリパーがはるかに大きくなるので期待は膨らむ。

サクサクと外していきましょう♪
先ずは、キャリパーを留めているボルト(こちらは18ミリ)を外します。



これもリア以上に結構なトルクで締まってるので出来れば1/2インチ以上の工具で作業した方が
怪我なんかしないと思います。
BMWの足回りはこの18サイズを頻繁に使用してるので
買っておいても損は無いでしょう。



フロント同様クランプにてブレーキフルードを遮断します。



キャリパーをブレーキラインと切り離します。



8ミリのヘックスボルトを緩めローターを外します。
リア同様、ハブ部分のサビを落としスレッジコンパンドを塗りつけます。
フロントには専用のバックプレートが含まれています。
10ミリのボルト4本も付属。さすがメーカーのキット。
130のプレートと比べてみました。






キットに含まれていたので使いましたが
加工でなんかなるレベルです。
リアはカタログでは130装着不可でしたが
バックプレートを加工する事で装着出来ます。
なら、なぜ?リアも135用のバックプレートをキットに付けないのか?
あくまで予想だけど、フロントのバックプレートと違い
リアのバックプレートは、駐車ブレーキ用のドラムシューの固定も兼ねています。
ドラムブレーキの分解をした人は分かると思いますが
取り外しはもとより、取り付け、調整等結構大変です。
それ以上に、バックプレートを外すのにハブを外す必要がありますので
バックプレートの交換はある意味現実的でないと言えます。
だから、メーカーでは装着不可として
でも、135のキットを加工する事で問題なく取り付け出来るので
装着自身は自己の責任のもと販売してるのではないかな?



ボルトに齧り防止を塗布して
適正なトルクで締め付けます。110Nmですが心持ち強めで締め付けを行いました。



ローターを装着
ヘックスボルトを16Nm。普通に締めると良いです。

エア抜きをして、完成



キットに入っていたブレーキセンサーは130とは長さが違ったから入れ替えました。
メーカー製フルキットならでは親切設計ですね。








DIYですると、20万以内。円高の恩恵ですけど
ディーラーで購入しても315,000円。ホイルを交換して見た目を良くするのと同じ感覚で
出来ちゃいます。ブレンボキットだと安くなったとはいえ
この価格では全く無理だからなかなかコストパフォーマンスの高いドレスアップだと言えます。






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