車検の度にハイ側の光軸調整の機構とやり方をど忘れするので
備忘録の為アップします。
画像は左ヘッドライトユニット
① 上下の光軸調整 伸ばすと上方向。右回り締める方向
② 左右の光軸調整 伸ばすと右方向。右回り締める方向
③ これがいつも忘れる隠れボルト。車高の前後バランスによっては
上向き、下向きとも①及び②の調整を超えてしまう時がある。
要注意なのは、H7ユニットの球の座りが悪い場合光軸の焦点がボヤける
もしくは、ズレる事がある。その際は切り欠きが必ず下を確認し、何度かコネクターの位置を
小さく揺すると光軸焦点が出る。
①の調整幅の理想はボルトネジ部分が中間地点で調整完了出来るよう③の位置を調整する。
③と②の位置(ユニットと固定部分の距離)はだいたい同じ長さになる。
検査所のテスタでは、こちら側テスターと上に13~16mm
ズレるようだ。
センターをきっちり詰めている場合
手持ちの8mm シグネットラチェトレンチのストローク1回で
おおよそ、1mm程度上下する。
2016年度車検では、最高光度点は左右とも真ん中、左上に16mm 右上に13mm
であった。
その場で
左下向き11回転左4回
右下向き9回転左3回
結果、上6mm で合格した。
PS
光軸検査の際、ハイ点灯するとロー側と同時点灯となり
ロー側の光を遮るのが困難なので
パッシングを引き続ける。(同時点灯ではなくハイ側のみの点灯)
H7球を押さえて固定しているスプリングが弱くコネクターのコードのネジリなどで
安易に球が動き光軸焦点がズレるので
ウレタンスポンジ等で後ろから押さえて固定する。