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接着剤
みんからで、フロントセクション下側アーム付近の接着剤が少ない車輌が存在する
との話題で、自分のクルマも確認してみました。

ナックル

確かに無い。
ちなみに、反対側。

フロントフレーム

ちょっと落ち込みます。。

で、今ならアームも外れてるし、作業しやすいから
自分で修理(ボンド充填)出来るならしよう~って事で
例のオレンジ色のボンドを手に入れれるか?先ずは、元デーラーでお世話になってる、明植自動車さんに電話しました。





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「ご無沙汰してます。ちょっと教えて頂きたいのですが?」

「何でしょうか?」

「シャーシのオレンジ色のボンドって部品として出ます?」

「あれは出ませんよ~シャーシが破損すると基本的に全損扱いだから」

う~ん。なるほど。そりゃそうだ。。

で、ここで気を取り直し。考え方の変換します。
幸い、この趣味長く~付き合いいろいろあるので
以前からも、懇意にしてもらっている。あの、アストンマーチンの日本に2軒しかない
アストン マーティン・ボディリペア・センター・カテゴリーA のお店。
ハンマーワークスビーライトさんに電話しました。
ご存じのように、アストンマーチンはロータスの接着式シャーシを発展させた
VHプラットフォームを採用しています。以前からかなり酷い(シャシーにもダメージを受けた)
車輌も修理してる所も目にしているし
ちょっと、分けてもらえないかな~と内心思いながら。。


「○○社長~お世話になってます」

「ああっこんにちは」

「あの~アストンとかの補修用に使うボンドってあります?」

「あるけど、どうするの」

「実は。これこれ(シャーシの状況を伝える)で今、アームとか外れてるので、自分で出来るのならやりたいんです。」

「う~ん。無理じゃないかな?基本一度出荷されたシャーシは、アルミの酸化皮膜が形成されるから
これを特殊な溶剤で溶かし、その上で決められた間隔でボンドを充填して熱で硬化させるから。。」

「うっ、そんな行程いるのね。。」

「ちなみに、隙間が空いてるのはそれで正解なんだよ~」

「えっ、どういう事ですか?」

「アストンなんかでも、場所によって細かに指示書(1ミリとか3ミリだとか)があるんだけど
隙間が無いと接着剤が入らないからね。」

「あっ!そりゃそうですね。」

「左右のその部分の高さをノギスで測ってごらん」

--------------------測りに行く-------------------

「社長~開いてる場所と、逆の接着剤が溢れてるところと同じ高さでした。
と言う事は、接着剤が溢れてる所も中は隙間があるって事か~」

「隙間の指示や、使う量とかは細かく指示書に書かれているけど
溢れさせなければならないとは書かれてないから
それはそれで、シャーシ的には問題無いんじゃないかな?
アストンでも、そうしたシャーシは見たことあるし、隙間に何か入るのを気にしたりするのなら
パネルボンドでも良いと思うけど。。」

「分かりました。どうもありがとうございました~」


と言う事で、社長オススメの
ウルトジャパンが販売している
ESK48 エポキシ系接着剤 を使って隙間を埋めることにします。


ちなみに、、、
アストンからリペアセンターに供給される
補修用のボンドは緑色だそうです。

ロータスの場合、シャーシにダメージを受けると
まじめな所は、全損ですが
適当な所は、適当に直して市場に流通させますよね。

それもこれも、こうした特殊なフレームなのに
メーカーが認定する、リペアセンターが無いから

まあ、でもアストンほど高価なクルマじゃないから
直すより、交換の方が合理的なのかもね。

もし、シャーシに不具合があって
何とかしたいと思ってる人。一度ビーライトさんに相談してみてください。
必ず力になってくれますよ~




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