2009年10月22日 (木)
みんからで、フロントセクション下側アーム付近の接着剤が少ない車輌が存在する
との話題で、自分のクルマも確認してみました。 確かに無い。 ちなみに、反対側。 ちょっと落ち込みます。。 で、今ならアームも外れてるし、作業しやすいから 自分で修理(ボンド充填)出来るならしよう~って事で 例のオレンジ色のボンドを手に入れれるか?先ずは、元デーラーでお世話になってる、明植自動車さんに電話しました。 「ご無沙汰してます。ちょっと教えて頂きたいのですが?」
「何でしょうか?」 「シャーシのオレンジ色のボンドって部品として出ます?」 「あれは出ませんよ~シャーシが破損すると基本的に全損扱いだから」 う~ん。なるほど。そりゃそうだ。。 で、ここで気を取り直し。考え方の変換します。 幸い、この趣味長く~付き合いいろいろあるので 以前からも、懇意にしてもらっている。あの、アストンマーチンの日本に2軒しかない アストン マーティン・ボディリペア・センター・カテゴリーA のお店。 ハンマーワークスビーライトさんに電話しました。 ご存じのように、アストンマーチンはロータスの接着式シャーシを発展させた VHプラットフォームを採用しています。以前からかなり酷い(シャシーにもダメージを受けた) 車輌も修理してる所も目にしているし ちょっと、分けてもらえないかな~と内心思いながら。。 「○○社長~お世話になってます」 「ああっこんにちは」 「あの~アストンとかの補修用に使うボンドってあります?」 「あるけど、どうするの」 「実は。これこれ(シャーシの状況を伝える)で今、アームとか外れてるので、自分で出来るのならやりたいんです。」 「う~ん。無理じゃないかな?基本一度出荷されたシャーシは、アルミの酸化皮膜が形成されるから これを特殊な溶剤で溶かし、その上で決められた間隔でボンドを充填して熱で硬化させるから。。」 「うっ、そんな行程いるのね。。」 「ちなみに、隙間が空いてるのはそれで正解なんだよ~」 「えっ、どういう事ですか?」 「アストンなんかでも、場所によって細かに指示書(1ミリとか3ミリだとか)があるんだけど 隙間が無いと接着剤が入らないからね。」 「あっ!そりゃそうですね。」 「左右のその部分の高さをノギスで測ってごらん」 --------------------測りに行く------------------- 「社長~開いてる場所と、逆の接着剤が溢れてるところと同じ高さでした。 と言う事は、接着剤が溢れてる所も中は隙間があるって事か~」 「隙間の指示や、使う量とかは細かく指示書に書かれているけど 溢れさせなければならないとは書かれてないから それはそれで、シャーシ的には問題無いんじゃないかな? アストンでも、そうしたシャーシは見たことあるし、隙間に何か入るのを気にしたりするのなら パネルボンドでも良いと思うけど。。」 「分かりました。どうもありがとうございました~」 と言う事で、社長オススメの ウルトジャパンが販売している ESK48 エポキシ系接着剤 を使って隙間を埋めることにします。 ちなみに、、、 アストンからリペアセンターに供給される 補修用のボンドは緑色だそうです。 ロータスの場合、シャーシにダメージを受けると まじめな所は、全損ですが 適当な所は、適当に直して市場に流通させますよね。 それもこれも、こうした特殊なフレームなのに メーカーが認定する、リペアセンターが無いから まあ、でもアストンほど高価なクルマじゃないから 直すより、交換の方が合理的なのかもね。 もし、シャーシに不具合があって 何とかしたいと思ってる人。一度ビーライトさんに相談してみてください。 必ず力になってくれますよ~ ≪ 続きを隠す |
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