2009年02月20日 (金)
せっかくニューベアリングを装着するのだから
ハブの鉄部分を表面処理する事にしました。 ホントは黒染めやパーカライジングなんかが良いのですが、ハブ部分が分離出来ないから 今回、手軽に行える、バーチウッドのスーパーブルーと言う商品を使ってみました。 ![]() 施工前に、いろいろ調べたところ、常温で反応さすより ある程度高温で少量の液でじっくり反応させた方が良いみたい。 そこで、工業用のドライヤーで手で触れない程度に熱して 固くたたんだキッチンペーパーでサッとこすります。 はじめは、溶液が少ないからなかなか色がつきませんが 塗っては温めを5度ほど繰り返すと良い色に反応してきました。 ここから、心持薬液をタップリ目に付けはじめると、どんどん発色が良くなってきます。 最終的に、この溶液は錆びを進行させるので 一度キッチリ流水で洗い流してその後、油を塗っておきます。 そして、この状態で2~3日放置しながら何度かふき取ると 錆びが付かなくなり完全に酸化皮膜が形成された状態になりました。 使用前 ![]() 使用後 ![]() ![]() 実際、下処理(酸化皮膜を形成するのに完全に脱脂、軽く表面磨く)に2時間 繰り返し施工に5時間 その後、流水、防錆び処理等に2時間ほどと、2日間はこの作業に費やしましたが かなり満足できる仕上がりと思います。 ついでに、同じくバーチウッドのアルミ用酸化皮膜形成剤、アルミブラックを使って
前回切削したリアブレーキの当たり面に施工しました。 ![]() 1000番程度の耐水ペーパーくらいでは剥げないくらいの皮膜は出来上がりましたが さすがに、アルマイトと違い発色はあまりクリアじゃないですね。 ≪ 続きを隠す |
2009年02月15日 (日)
![]() 加工前のエリパで注文したリアアップライトですが、標準の288ミリ直径のローターではこのようにキャリパー取り付け位置が かなり外側にズレてしまっています。 測ってみると、およそ5.5ミリでしたから、想定しているローター直径は300ミリなのでは? 試しに、フロント用に注文していたローターをつけると、ピッタリ寸法通りです。 思うに、今回、同時に注文したのが、このフロント用APローターでしたから 先方がこのローターをリヤに使うものと勘違いして 寸法を合わせてきたのかな?なんて思いましたが どちらにせよ、ホントならノーマルのローター直径に合わせ作り ノーマルより大径を使う際は、アルミスペーサーなどで調整する。 その方が普通なんですけどね。。 まあでも、こうした部品がすんなりボルトオンなんて思ってなかったから、いつものように エスケースピードさんに持ち込みます。 ![]() サクッとフライスにセットして キャリパー当たり面を5.5ミリエンドミルで切削します。 加工後はこんな↓感じ。
![]() エンドミルが走った模様が入ってますが、もちろん段差なんてありません。 完璧な仕上がりです。いつもありがとうございます。 で、装着は ![]() これでキッチリパッドが当たりました。 ≪ 続きを隠す |
2009年02月13日 (金)
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2009年01月05日 (月)
昨年末到着した部品で
リヤの2ポットキャリパーがあるのですが まるでエリーゼの為に製作された感がしたのですが 現物見る限りどうやらそうではないみたい… と言うのも
キャリパーのティクネス(指定幅)がおそらくエリーゼの25ミリ指定では無く 32ミリローターになってた為で 通常のパッドでは、新品でも最初から左右片側3ミリ程度ピストンが飛び出してしまいます。 クーリングチャンネルつきのレーシングキャリパーじゃあるまいし こんな事はありえないので この予想はほぼ正しいと思われます。 ただ、このキャリパー出来がかなり良いので そのマイナスイメージを払拭しても使いたいと思う仕様です。 ただし、この不具合を改善してでの事ですから これからの候補として 1、クーリングチャンネルを作成して、ピストンを左右3ミリ出す 2、パッドを本来より3ミリ厚めに作ってもらう 3、放置、考えないようにする ですけど、3は性格的に嫌だから 1か2の選択になりますね。 ![]() 現物を見る限り 片側は、加工してクーリングチャンネルを付けれますが サイドブレーキ側は、通常のピストンと違う為 付けれません。 う~ん。分解してみるか?考えるところです。 やっぱりここは、ブレーキパッドメーカーに依頼して 3ミリ厚いブレーキパッドを作成してもらうのが最善の方法かも… ≪ 続きを隠す |