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フロントベアリングブッシュ
初めてアームを外し
ブッシュを間近で見たとき
違和感を覚えました。

抜く前、よく取り付け部と見比べ
その違和感の訳が分かりました。

文章では伝え難いのですけど
アームの支点で前後の加速(加重)を支えています。
よって、アーム支点には上下だけじゃなく
前後の加重も掛かっています。

加速するとアームは後ろ側に、減速すると前側に
移動しようとしますが、通常、ブッシュがこの前後の
加重移動を止めてアームの位置は変わらないハズなのですが
ロータスの設計では。圧入されているブッシュが
固定されていないため、アームが前後に動いてしまいます。
実際、私の固体は左右でブッシュの位置が変わっていました。

まあでも、この程度の移動(数ミリ)では
アライメントなんてほぼ変化ないだろうし
ましてや、体感出来る事なんてそれこそ無いだろうから
問題ないと言えば問題ないのではあるのだけど
何だか、釈然としないから
ここも、ベアリングとカラーを圧入後
スプリングピンを打ち込んで固定
問題解決としました。

この部分をベアリング化したことで
取り付けに苦労した訳ですが
アームが少しでも角度や位置
少しでもずれていると、ブッシュと違い
たわみが無いですから、全く取り付け出来ません。
少しずつずらしながら取り付けしましたが
正直、あまりしたくない作業です。
そのぶん、取り付いた時の達成感はいつにもましてありましたが…


ブッシュ
ベアリング使用ブッシュ





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あとがたり、、

この方法を思いついた時
一抹の不安がありました。それは…
ロータスのクオリティの問題。
スフェリカルベアリングと違い、ベアリングは角度が付くと当然のごとく動きません。
軸がひとつなら問題ないですが
ダブルウイッシュボーンは、同軸上に2つベアリングがあり
この部分の精度が出てないとゴリゴリするか?動かないか?
そうした予想がありました。
ゴムブッシュ使用ならある程度ごまかせる部分なのだけど
基本たわみが無いベアリングだと大きな問題です。
ただ、これだけは測定だけでは
なんとも言えません。事実、アームの取り付け寸法だけでみると
微妙に数値が揃いません。
ただ、これがどれだけ影響するのかは
取り付けてみないことには何とも言えないから
悶々としながら、製作したんだけど
上記の映像のように、喜宇に終わり
ある意味ホットしたところです。
現在は、もちろん4輪(8本16ベアリング)取り付き
全て、スムーズな動きを確認したけど
無事取り付けできてホントよかったです。


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| エリーゼモディファイ | comments (0) | trackback (x) |
完成!フロントその1
昨年の6月頃にリジットラックに乗せて半年以上。

ゆっくりやってると、時間の感覚が無くなってきます。
思うに、アーム類を外した際
ノーマルブッシュのあまりの考え無さに
ベアリング採用のブッシュを作ろうとした事が
全てのスタートで、完成を遅らせた原因なのでしょう。

当初、スケベ根性で
いくらか作って、ロータスショップに売り込みに行き
いくばくかの小遣い稼ぎするつもりでしたが
年末のナイトロンジャパンの低価格スフェリカルベアリングブッシュの販売で
その目論見も見事に打ち破られました。

で、結局日の目も見ず、お蔵入りとなる
ベアリングブッシュの打ち込み、位置決め、固定して
フロントはキャスターも変えられるから
以前のアライメントデーターを元に
シムで調整
ボルトを、ロータス採用の8.8から10.9の日本ファスナー製に交換しました。

九条のボルト屋さんと話してたのですが
8.8の強度でロータス純正のようにユニクロメッキをすると
確実に強度は下がるので、実際の信頼強度は
8.8以下だろうと、、

まあ、でもロータスほどの車重なら
この程度の強度のボルトでもOKなのでしょう。
クルマ趣味が長い管理人などは
クルマ関係のボルトは、一般に採用されるネジピッチと違い
細めを使っているから
ロータスのように、M10でピッチ1.5は違和感あります。
振動などを考慮すれば、クルマ用では
M10の場合、細めピッチ、1.25を使うのが普通なので
そのあたりも、供給含め
小さな自動車メーカーならではの選択なのでしょうね。




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ap4pod

今回は、マスター大きくならないのおかげで?
このような立派なキャリパーを採用することになったのですけど
見た目、すごくカッコ良くなりました。。

現在、エア抜きもおわり、ブレーキを踏む機会がありましたが
さすがレーシングキャリパー、おそらくピストンを後ろから押すスピリングがあるものだと思いますが
(クリアランスをシビアにしてブレーキの空走感をなくす)
かなりダイレクトなタッチに変わりました。
事実、フロントブレーキは、引きずり感ありありです。
距離を乗るなら問題ですが
私のような使用用途では、ほぼ問題ないでしょう。

剛性感もさすがレーシングキャリパー
いくら踏んでも常温では開く感覚などありません。
すばらしいの一言です。

つづく…


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| エリーゼモディファイ | comments (0) | trackback (x) |
接着剤
みんからで、フロントセクション下側アーム付近の接着剤が少ない車輌が存在する
との話題で、自分のクルマも確認してみました。

ナックル

確かに無い。
ちなみに、反対側。

フロントフレーム

ちょっと落ち込みます。。

で、今ならアームも外れてるし、作業しやすいから
自分で修理(ボンド充填)出来るならしよう~って事で
例のオレンジ色のボンドを手に入れれるか?先ずは、元デーラーでお世話になってる、明植自動車さんに電話しました。





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「ご無沙汰してます。ちょっと教えて頂きたいのですが?」

「何でしょうか?」

「シャーシのオレンジ色のボンドって部品として出ます?」

「あれは出ませんよ~シャーシが破損すると基本的に全損扱いだから」

う~ん。なるほど。そりゃそうだ。。

で、ここで気を取り直し。考え方の変換します。
幸い、この趣味長く~付き合いいろいろあるので
以前からも、懇意にしてもらっている。あの、アストンマーチンの日本に2軒しかない
アストン マーティン・ボディリペア・センター・カテゴリーA のお店。
ハンマーワークスビーライトさんに電話しました。
ご存じのように、アストンマーチンはロータスの接着式シャーシを発展させた
VHプラットフォームを採用しています。以前からかなり酷い(シャシーにもダメージを受けた)
車輌も修理してる所も目にしているし
ちょっと、分けてもらえないかな~と内心思いながら。。


「○○社長~お世話になってます」

「ああっこんにちは」

「あの~アストンとかの補修用に使うボンドってあります?」

「あるけど、どうするの」

「実は。これこれ(シャーシの状況を伝える)で今、アームとか外れてるので、自分で出来るのならやりたいんです。」

「う~ん。無理じゃないかな?基本一度出荷されたシャーシは、アルミの酸化皮膜が形成されるから
これを特殊な溶剤で溶かし、その上で決められた間隔でボンドを充填して熱で硬化させるから。。」

「うっ、そんな行程いるのね。。」

「ちなみに、隙間が空いてるのはそれで正解なんだよ~」

「えっ、どういう事ですか?」

「アストンなんかでも、場所によって細かに指示書(1ミリとか3ミリだとか)があるんだけど
隙間が無いと接着剤が入らないからね。」

「あっ!そりゃそうですね。」

「左右のその部分の高さをノギスで測ってごらん」

--------------------測りに行く-------------------

「社長~開いてる場所と、逆の接着剤が溢れてるところと同じ高さでした。
と言う事は、接着剤が溢れてる所も中は隙間があるって事か~」

「隙間の指示や、使う量とかは細かく指示書に書かれているけど
溢れさせなければならないとは書かれてないから
それはそれで、シャーシ的には問題無いんじゃないかな?
アストンでも、そうしたシャーシは見たことあるし、隙間に何か入るのを気にしたりするのなら
パネルボンドでも良いと思うけど。。」

「分かりました。どうもありがとうございました~」


と言う事で、社長オススメの
ウルトジャパンが販売している
ESK48 エポキシ系接着剤 を使って隙間を埋めることにします。


ちなみに、、、
アストンからリペアセンターに供給される
補修用のボンドは緑色だそうです。

ロータスの場合、シャーシにダメージを受けると
まじめな所は、全損ですが
適当な所は、適当に直して市場に流通させますよね。

それもこれも、こうした特殊なフレームなのに
メーカーが認定する、リペアセンターが無いから

まあ、でもアストンほど高価なクルマじゃないから
直すより、交換の方が合理的なのかもね。

もし、シャーシに不具合があって
何とかしたいと思ってる人。一度ビーライトさんに相談してみてください。
必ず力になってくれますよ~




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ブレーキキャリパー
エリパで購入したビッグサイズマスターシリンダーが
実は、外見だけ大きくて
シリンダー径は同一だと、判明してから
結局、S1用にオーダーしてた
とっておきのキャリパーを使用することにしました。

と言うのも
このキャリパーが、ノーマルのAPキャリーパーと
ピストン面積でほぼ変わりなく
タッチや、ストロークに変化がないと確信したからです。

とはいえ、APの5000系のキャリパーから
値段が倍以上だから
そうそう採用に踏み切れませんでしたけど
マスターが簡単に変更出来ない現状では
これがとりうるベストな選択だと思ってます。

ただし、現状
とりうるオプションがいくつかあり
この特別なキャリパーが売れたら
それ以上に、特別な
鍛造、ワンピースキャリパー、チタンピストンを
選択するかもしれません。

さすがに、キャリパーだけで
50万円以上するから
購入するかは?今のところ未定ですが…




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ナックル加工
今回のモディファイのついでとなるのですが
アームを外した際、フロントのナックルを加工しようと
またまた、エスケースピードさんに持ち込みました。

前回のリアアップライト同様、平面を出して
エンドミルで切削です。

ナックル

ナックル2

ウィキペディアなんかでは
1ミリ辺り、0.25度、15秒変化するらしいから
今回3ミリ削ったので、理論的には45秒マイナスキャンバーが付く事になります。
車高にもよりますが、これで今回、マイナス1度以上付けることが出来ると思います。




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