2012年03月22日 (木)
事前の調査で、フロントのアップライトは
130、135共に共通。 キャリパーの変換ブラケットはETKでも品番検索出来なかったので おそらく、キットに付いてるだろう?との予想。 それを裏付けるようにDラーのサービスと話すと そう言えば、135に取り付けた際。付いてました。 135には最初からブラケットあるからゴミ箱行きでしたが。。 との情報を得てたので Dラーでは装着不可のリア側から取り掛かります。 先ずは、ノーマル。片持ちキャリパーがステキです。 ![]() キャリパー本体は、17のボルト2本で留まっています。 結構な強度のボルトですので、出来れば1/2の工具で緩めた方が良いでしょう。 無い人は筋トレ頑張りましょう♪ 完全に外す前に ![]() ブレーキホースにクランプして漏れを止めます。 今回管理人は、ホースも同時に交換しましたので こんな道具で作業しました。 ブレーキホースは135と共通番号だったので恐らくそのまま無加工で装着出来るでしょう。 ホースを交換しない方は、上記工具はホースの変形の恐れがありますので 工夫してください。管理人は今まで交換して要らなくなったホースのオスメスを切って 封をしたモノをいくつか持ってるので通常ならそうしたものを使います。 ホースをクランプしたので、キャリパーを外します。 そして、ローターを止めている8のヘックスを取り外します。 ![]() これでローターが外れます。 外れた後、せっかくですので サビまくったハブをワイヤーブラシや耐水ペーパー等でサビを落としましょう。 ![]() これで、ようやく装着の準備が出来ました。 試しに、ローターを付けてみます。 問題なく装着出来ました。 そしてキャリパー。 取り付けピッチは問題なし。オフセットも真ん中でイケそう。 ただし、やっぱりバックプレートが干渉します。 画像のようにほんの少しですので 金切りバサミでカットします。 ![]() 驚くことに?バックプレートはアルミでしたから 簡単にサクサク切ることが出来ました。 このあと、ベルトサンダーで切り口を整えますが、そんなの普通持ってないですから 普通のヤスリで整形してください。気にしない人は アルミでサビないからそのままでもオケです。普通見えませんしね。 先程サビを落としたハブにスレッジコンパンド等を塗ります。 ![]() 管理人のように、スペーサーを使ってる人は必ず塗布しましょう。 サビてスペーサーが外れなくなります。 そして、ここで番外編 BMWのリアブレーキホースは昔からよく、2分割になってる事が多いです。 作業性は悪くなりますが今まで困ることはありませんでした。 しかし、、 このサブフレームをまたがる形で装着されてるシャーシからサブフレームを繋ぐ部分。 恐ろしいほど作業性が悪いです。 正直、DIY初心者はやめたほうが良いです。 想像ですが、シャーシ側を先にサブフレームの無い時に装着して その後、ラインでサブフレームをドッキングすると簡単に付けれるのですが サブフレームが付いた状態でシャーシ側ホースを脱着するのは 至難の業となります。取り外しは設計思想に無いのでしょう。 それでは、どうぞご覧下さい。 ![]() 今までのクルマいじり人生で、ブレーキパーツは結構な頻度でメンテしてるから 11ミリの工具はプロに負けないほど持ってると自負します。 だから、短いのから角度の色々なのとか11のレンチだけで6本は持ってるから いろいろ組み合わせて使い何とか装着出来たけど ココだけで、2時間は段取り含め掛かりましたね。 アメリカで発注した際、ここのステンレス製メッシュホースが欠品バックオーダーだったのが 不思議に思ったのだけど、これぁ~素人さんは手を出せないから 発注あってから作ってるんだと納得しました。 いつもオーダーするサイトは、この辺り当然に売れるのはストックしてるから おかしいな?と思ったんだよね。 今度、スタディさんに交換工賃の見積もり採ってみよう。 ボルトに齧り防止のスレッジコンパンド等グリスを塗って 装着します。 ![]() 完成画像はスマホからしか無かった、、 ![]() ちなみに、リアのピストン径は 片持ち42ミリ 対向キャリパー42ミリとさすがメーカー純正。同じです。 これで、ありがちなブレーキタッチの悪化は無いものと想像します。 フロント装着につづく、、 |
2011年10月21日 (金)
秋晴れの中、ツーリングに誘われ出かけました。
行き先は、瀬戸内海の牛窓。大阪からおよそ200キロほど 日帰りのツーリングとしては程良い距離です。 参加台数は、17台。管理人とジュリアで参加(ナローがドック入りの為)の先生 以外は全て空冷ポルシェ。 管理人も今回カップカーで参加しようと画策してましたが スピードラインの3ピースを分解出来ず断念しました。 例年通り、6~9月の4ヶ月間 ガレージにて夏眠していたエリーゼ その間は、E46にしか乗ってなかったんだけど 久しぶりに乗ったエリーゼは 780キロの今や軽自動車ですら有り得ない その物理的な軽快感を改めて感じさせる 非日常な乗り物でした。 集合場所は、山陽道の最初の 淡河(おうご)パーキングエリア。午前9時 ガレージが出来てからは 自分でする作業が圧倒的に増えたから、 昔のようにショップに通う事がほとんど無くなりました その為、ツーリングでしか会わなくなる人が増えましたが なんだか、皆さん相変わらずの空冷マニアで 安心して談話出来ますね。 ![]() お尻の感じが何となく似てますね。 ![]() ウイング装着率が異常に高いです。ナローは定番のダックテールが似合います。 ![]() 主催者の中西さんの914には、73RSの2.7エンジンが載っています。もちろんメカポン。 個人的に今回最も興味を惹かれたのは、アルファーロメオ ![]() ジュリアの段付き、68年の1600cc 20年以上所有されてるので、とっても綺麗です。 ![]() ブレーキブースターが面白いところについてます。もちろんオリジナルですが リンケージはどうなってるのでしょう? ![]() ペダルレイアウトは ブレーキとクラッチがオルガン式。アクセルだけ吊り下げ式とここも変わってますね。 生産効率や設計を優先してない旧車ならではのワビサビです。 ![]() メーター回りは至ってシンプル。 220キロまでメーターはありますが、どのくらい出るのでしょうか? 68年と言えば、ハコスカの二代目でエンジンなんてまだ、直列4気筒OHC1483ccで高速で100キロなんてシャシー的にも エンジン的にも苦しかったでしょう。 国産と外車の差はこの当時、ものすごくあったと思います。 この後、高速を巡航しますが、ジュリアが思ったより走るのに 驚きました。 当時の事を考えると、レーシングエンジンがそのまま載ってる感覚なんですね。 納得出来ますが、古き良き時代の産物です。 今じゃ猫も杓子もエコエコで、楽しさなんて二の次三の次 ポルシェはますます大きく重くなるし BMWは直列6気筒を捨て去るし 全くもって面白くありません。 山陽道は嫌いだ。
トンネルが多いし、オービスもたくさんある。 トンネル出口の駐車帯で姑息に潜んでるパトカーも面白くない。 なので、備前インターで降りて 岡山ブルーラインを走りだした時には やっとツーリングを楽しむことが出来ました。 ペースはゆっくりですが、そのぶん景色を楽しめましたし 何より、信号も無く道も綺麗で 今度また、個人的に走りたいと思いました。 そして、本日の目的地、牛窓のホテルリマーニに到着 ![]() 停まるたびに人だかりが出来るのはお約束。 今回は、本物73カレラのN氏がターゲット ![]() フロント廻りピカピカです。 ![]() ボンネット裏もこのとおり。 N氏とはもうなんやかんやで、20年以上付き合いになりますが 初レストアなのでは? ![]() 昼食は、レストランお勧めの牛窓ランチ。 自分で焼くのがとっても面倒~火力も弱めで 評価は、、これじゃぁリピーターにはなれません。 美味しいもの食べたきゃやはり都会ですね。 それでも価格は高めの1,500円。観光地価格ですから仕方ありませんが もう少し企業努力が必要です。 昼食後、ヨットをチャーターしてクルージングすることになってますが 乗船時間まで各自自由行動。 お散歩してきました。 ![]() 牛窓から数百メートル離れて人口180人くらいの前島までフェリーが1時間2回ほど出てます。 ![]() 段差も少なく、エリーゼでも乗れそう。今度もし?来たらチャレンジしてみよう。 島の地図をスマホで見たけど、楽しめそうなワインディングロードが有るみたい。 フェリーから降りてきたのを眺めてたんだけど 島の住民らしきクルマに混じって バケットやロールゲージで雰囲気だしたオールドミニが降りてきたので もしかしたら、隠れた穴場なのかもしれないな。 ![]() 海から映える、3重塔の本蓮寺。 ![]() ここから瀬戸内海の眺めも風情があります。 そして、乗船時間。 ![]() 20人乗りのヨットです。 当日は、快晴でしたが、風が強く 沖合では結構波が出てました。 と言っても、瀬戸内海ですから日本海なんかより全然平気でしたけどね。 ![]() ヨットから眺めた前島ですが 程よい大きさで、ペンションとかもあるみたい。 小さいながら、山もあるから、ホントに面白いかもね。 ![]() 帰りのブルーラインは、沈みゆく夕日の中ゆったりドライブです。 ブルーライン中唯一の片上大橋から走りながら撮影しましたが 目で見る景色とデジカメ越しの景色とでは全く違いますね。 まあ、だから人は旅をするのでしょうけど。 ![]() 帰りの山陽道は お約束の西宮北~宝塚まで渋滞。 これさえなければ完璧なんだけどな~ ![]() ↑ 20年前位にも見た光景。 話すと、「よく覚えてますね~」だって。 あの時は、西名阪の天理インター料金所で名阪スポーツランドにジムカーナに行く処だったよな~ 同じクルマに乗り続ける同好会でも設立しようか? ≪ 続きを隠す |
2011年07月10日 (日)
そろそろ本格的に暑くなる7月1日に事務所兼自宅のエアコンが作動しなくなり
価格コムで調べた在庫あり2.8KWタイプのエアコンを購入しに日本橋まで出かけました。 動かないエアコンは、時たま思い出したように動いたり、動かなかったり どうやら、室外機との信号のやりとりがおかしいようで ググると、基盤交換(1万円~技術料7,000円~)と馬鹿らしく 素直に、新品を税込58,700円で買いました。 取付はもちろん、自分で。 クルマの整備、修理に比べたらあまりに楽勝!な作業です。 そして、エアコンを受け取り 帰り道で、家族から電話が鳴ります。 家族「BMWなんやけど、、」 私「どうしたん?」 家族「走ってたら、オーバーヒートの恐れがありますので止まってくださいって ディスプレーに出たんだけど?このまま走っても良いのかな?」 私「いや、ダメでしょう。最悪エンジン壊すかも?今何処」 聞けば、私の居る場所から数キロの場所。 路肩に停めてもらって10分程で駆けつけました。 到着して、先ずは下回りを覗き込み、クーラントが滴ってるか確認 何もありません。 ボンネットを開けて、目視。 クーラントの甘い匂いもしませんし、先日オイル交換した時のまま エンジンルームは綺麗な状態です。 ここで、一安心して 多分、センサーが誤動作したか?それともエミッション関係の警告だったのじゃ ないのと甘い判断(実際警告見てませんし、、) とりあえず、家まで5キロほどだから一緒に帰る事にしました。 走ること数百メートル、信号待ちで後ろからなにやらバッテンのジェスチャー 降りて駆けつけてみると 見事にディスプレーにオーバーヒートの警告が、、 これは、とりあえずダメだ。 そして、また、路肩に停め 再度エンジンルームを確認。 エアコンオフで、電動ファーンが最強で回ってる。 これぁヤバイ。 でも、エンジンは触れるほどの温度だし、熱気もそんなに高くない。 反面、ホースをつまむと柔らかい。 これは、サーモが開いてない。もしくはウォーターポンプだ。 どちらにせよ、走って帰れる状況では無くなった。 先ず、購入店の阪神BMWに電話。 今までの経緯を掻い摘んで説明すると 私と同意見。良くない症状だから、積車を用意するとの回答。 ただ、急なので出払ってる(もしくは他の店から借りてくる)ので 2時間ほど待って欲しいとの事。 それなら、ここから自宅ガレージまで 数キロだから、一旦JAFに運んでもらいますので 自宅に取りに来てください。 その方が、路上で待つより家族も安心だから。 と、40分ほどで来てくれたJAFに自宅まで運んでもらい その後、ディーラーに引き渡した。 ところで、家族のクルマは E87、130で ![]() 現在、管理人が日常の足として使ってる E46が古くなったので購入したまだ新車から4年ほどの現行最新車種だ。 位置づけ的にはもちろん、46の次世代なのだけど 技術的な進歩と言うか、チャレンジは 2世代以上の開きがあると感じる。 というのも、BMWはボッシュと制御関係で手を切って以来 技術的にやりたい事を全てマイチェン含め行っており 制御は全てワンチップのCPUで行い ステッピングモーターを駆使して 水温管理から最適な燃料制御。果てはドライバーのスロットルや ブレーキまで干渉している。 その結果、当然のように デリケートな電子パーツが過酷な環境(温度、湿度、振動)で 壊れるのだけど、この寿命が思った以上に短い。 家族の130も、今回の走行不能を含め 事前に予兆があり交換した重要パーツは この4年で、 1、ATFの樹脂製オイルパンの変形による交換。 2、ステアリングコラム(キーロックの電子化による不具合アッセン交換) 3、電動格納ミラーのアッセン交換(折りたためなくなる) 結構な頻度ですが、いずれも ドイツ的、エコで何でもかんでも、樹脂製環境に優しいパーツにした為や 生産効率を上げるため、非分解式の一体型ユニットにした事で 一部電子パーツのみおかしいのに交換出来ない(アッセン交換しかできない) そんなところが、要因であるみたいです。 今回も、2日ほどして判明したのは どうやら、電動ウォーターポンプが作動していなかった事が原因でした。 基本、3年を過ぎるとメーカー保証は切れますが 今回、担当者さまの好意で、BMWジャパンと交渉して頂き 走行距離が短い点と、重要パーツのあまりに短い寿命で 工賃のみで修理して頂けました。ありがとうございます。 積車で運ばれ4日目。 ![]() 阪神BMWを訪れ クルマを引き取りました。 その際、件のポンプを拝見。 ![]() ![]() 非常にコンパクトで 効率がよさそうな形状をしてます。 メーカーは、ドイツのPIERBURG社個人的には聞いたこと無い会社です。 クレーム扱いだから、交換したパーツはジャパンに送られるので 分解出来ませんでしたが、作り的に シャフトのシールからモーターに漏れると 行き場が無くなるような設計だから 内部で漏れが発生したような予感がしますが、分解出来ないから原因は不明のままです。 何にせよ、大事に至らなかって良かったと言う事にしておきましょう。 最悪、ガスケット抜けてエンジンOHになってもおかしく無いからね。 |