2010年04月27日 (火)
未だに MTA デーモンに sendmail 使ってる今日この頃ですが、
何ら問題ないから現在設定で放置プレーでした。 でも、今回、Twitter の認証メールを受信するにあたって サーバーログみても分からない どうしてこんな設定もしくは、やり方してるんか?疑問に思ったから場違いにアップします。 自サーバーでのメールサーバーの不正中継とか スパム対策で、いろいろ sendmail.mc でコンフィグしてるんですが ![]() greet_pause ちゅう、MTA同士で、信頼おけないメールサーバーは、5秒間遅延して接続する。 と言うやり方を今までしてきました。その他、逆引きできないアドレスも弾いてますが… もちろん、真っ当なメールサーバーなら、たった5秒の待ち時間なんて たいしたトラフィックにならないから接続を拒否されるなんて無かったんですが どうやら、twitter のメールサーバー それだけ待てないみたいで、タイムアウトなってる模様。 tail -n 100 /var/log/maillog で当該ログが見あたらない。。 そこで、/etc/mail/access で、twitter.com を信頼の置けるサーバーとして リアルタイム(greet_pause :0)で接続する設定にしてみたところ 今まで受信出来なかったのが嘘のように接続。受信出来るようなりました。 スパムメールを全世界に毎分単位で送り出してるメールサーバーじゃあるまいし たった5秒が待てないメールデーモンって何なん? って久しぶりに不条理を感じた瞬間でした。 |
2010年04月24日 (土)
4月18日に開催された、エリーゼスーパーテックに参戦してきました。
出走にあたり、安全装備関係の 消火器(1.75キロ以上)やオイルキャッチタンク(2リッター以上)、前後牽引フック など、本格的で前準備が大変でしたが 何とか間に合い、当日受付が早い事から 前日土曜日に、御殿場近辺のビジネスホテルに向け午前の早いうちに出発しました。 快晴の土曜と言う事で 岡崎辺りで渋滞が予測されたものの、すんなり通過 拍子抜けしたまま、ご一緒するエスケーレーシング快調と浜名湖SAにて合流します。 その後もなんのトラブルも無く、午後3時前にはホテルに到着。 事前に予約していた、キリン富士御殿場蒸溜所に大人の見学会に出かけました。 何度か飲んだことがある、キリンの富士山麓ですが 安いのですが、あまり好きなウイスキーじゃありません。 見学時のおねいさんの説明を聞くとやっぱり、方向性の違いを感じました。 同じく、家飲みで人気のサントリー角と比べ こちらの富士山麓は、シングルモルトでもクセのある(樽香の良くついた)方向を向いてるみたいです。 角はクセが無く何にでも合うから、こちらを好きだと 富士山麓は安いけど買わないでしょうね。 5時まえにホテルに帰り、最上階の展望風呂で汗を流します。 ただし、明日は諏訪湖の温泉を予約してるから そこそこに、堪能してこの後の夕食までちょっと部屋で各自休憩です。 6時半にロビーで集合すると 明日一緒にエントリーしているt.t.aさんも合流、近所で評判の居酒屋 さかなやで軽く飲み会が始まります。話題はもちろん明日のESTです。 さかなやさんは、店名通り、魚の美味しいお店で、お刺身が口コミにあるよう秀逸でした。 ビール日本酒とつないで、10時前には解散。運転で疲れたこともあり 直ぐに眠りにつきました。 次の日、5時に目覚めカーテンを開けると そこは、雲の中。霧です。さすが富士。遠くまで来た事を実感します。 6時少し前にホテルを出発、西ゲートと東ゲートを間違え 受付を終え、パドック裏の駐車場に行くと 既に、そこには30台近くのロータスが集まってます。 新参者なわれわれは、目立たない端っこで駐車しました。 このころには、霧も消え空は青空。絶好の走行日和です。 コースを見ると遠くに富士山。大きいですね~ ![]() ![]() 着いて、荷物を降ろし、ゼッケンを貼ったり走行前の準備をしていると すぐに車検の時間となり、皆さん続々と移動していきます。 車検は本格的で、ユーロカップなんかの適当なものと違います。 ライト類、安全装備、下回り点検と結構な時間が掛かります。 その為、後半時間が無くなったのか? 下回りだけ点検して終わりになりました。 (その後、出走前点検でライト、安全装備点検して、車検合格のシールにOKマークもらいました) その後、みんカラ上でウォッチしているがんエクシージさんとS1の事でいろいろお話しました。 初めてお会いして、突然話しかけた私に、気さくにいろいろ教えて頂きとても参考になりました。 あと、エメラルドはS1に付けるにはセキュリティの解除もしくは 本国に送り返して、S1エク用にリプログラムしてもらわなきゃいけないのもBSKさんに教えてもらえ 遠回りしなくて済みそうで良かったです。BSKさんも突然な質問にも関わらず嫌な顔せず説明して頂いたのは やっぱり、ちょっと大阪とは違う環境もしくは、そうしたエリーゼならではの仲間意識がもたらしてるのかな? 何にせよ、ギスギスしてなかったのはある意味ホッとしました。 走行は
予想通り? 皆さん速い。1台だけSタイヤじゃないというのもありましたが トップと30秒近いタイム差は 予選の時も、正直走ってて怖い! タイムの近いクルマ同士固まって走ってるとは言え その集団に抜かされるまで、とてもラインをキープ出来ません。 何とか予選で、新コースの雰囲気だけでもつかみたいけど それどころじゃありません。 安全に抜かされるのに全力を傾けました。 スーパーテック参加の方にもあまりの速度差で危険な思いをさせてしまいました。 ただ、 やっぱり、富士は面白い。 タイム云々は別として、コースとしては、やはり、セントラルなんかとは比べものにならないし 岡山国際がショートサーキットって思わすほど 唯一鈴鹿は、対等な気がしますが あそこはあそこで、何度行っても楽しいより、難しいとしか思わない(ドライバーの練度だけど…) ので、富士はやっぱり、楽しい。 ![]() そして、決勝。 計算上では、8周のレースでトップから2ラップされるか?されないか? が最大の関心事。 どちらにせよ、4ラップくらいまでは自由に走れそうです。 そして、あっという間に決勝スタート。 何だか?先頭は団子状態で、怖っ!て感じで1コーナーに入っていきます。 最後尾から見てると、土煙りも上ってます もちろん、どうなってるか?なんて離れすぎてて分かりません~ そして、やっと1コーナー イン側、土だらけ部品も転がってる~当然最アウトから通過 すると、イン側から接触した車両が戻ってきます。 みてるとあまりペースが上がらないようです。 でも、予選の余りのタイム差から前に出ると確実にパイロン状態となる我がエリーゼ 微妙なタイムにお付き合いして 1周すると、もう1台の接触車両と共にピットインして行きました。 「かなり、タイムロスしちゃったな~これで2ラップされるの決定かな~」 と1人つぶやきながらストレートを爽快に走行 ![]() それにしても、富士は広くてエスケープも広くて コースアウトしても大事にならない感じ。この辺りは 改修がかなり影響してるんだろうけど、旧コースは100Rなんか絶対コースアウト出来なかった。 一度、最終の抜け方が悪くプチコースアウトしたけど ジャリでもなく、アスファルトで何ともなしに帰ってこれました。 まあ、でも決勝では、全然クルマに乗れて無く どっちかと言えば、ドライブ的な感じだったけど ダントツトップのTIレーシング9号車には3ラップ目で抜かされたものの それ以外、予選と違いそれなりにバラけてます。 なので、予選の時より怖くない感じ。 とは言え、近づいてくる車両は基本どのコーナーでも抜かされておかしくないタイム差です。 出来れば、ストレートで無難に抜かされるのが安心だけど(4週目からは必ずストレートでも抜かされますが…) 最終コーナーだけは、どっちみちアッという間に抜かされるのだから ちょっと待ってて欲しかった。と言うのがホンネです。 ![]() 結局、 ギリギリ(恐らく、、)で2ラップされることなく、また、無事にチェッカーを受け 富士のマーシャルに拍手と手を振ってもらって凱旋?あんなサービスあるんですね。 前の方は合わせて、大きく手を振ってましたが、基本人見知りな私は笑顔で(ヘルメットで見えませんが…)答えてました。 初めてのエリーゼだけのワンメーク。 初めての新FSW でしたが、振り返ると思った以上に楽しく。また是非参戦したいと感じました。 当日走られた方どうもありがとうございました。 ≪ 続きを隠す |
2010年04月15日 (木)
第2ラウンド終了後
お友達のショップに電話。 「鬼門の右ヘッドライト落ちちゃった。また調整しに行って良い?」 良いよ~ っと快諾して頂き 和泉から葛城山を超えて向かいます。←ちょっとしたツーリングです、、 到着は既に、午後1時を過ぎてしまいました。 挨拶もそこそこに、クルマをセットして 光軸テスターで右を測定 確かに下を向いています。ただしここで慣れない?作業と 時間のなさで、確認を怠ってしまいます。 と言うのも、あまりに光軸が外れすぎてたため 光軸テスターの上下、左右のレベルに入ってなかったようなのです。 結果、時間のないままショップを後にして 受付終了30分前、3時30分に最後のラインに並びましたが 当然光軸は × この時点で、時間切れで、初の限定検査証を発行してもらいました。 15日以内に、落ちた項目を修正して受け直す事で 車検を合格できる証書なんですが 唯一救われる点が、予約をとることなく いつでも受験可能な事かな。 次の日 同じショップに、昨日のリベンジをお願いします。 昨日は、ライン上で調整してきたのに何で?と混乱しましたが 改めて、測定すると想像通り。 下過ぎて、反応してなかった。 それで、少しずつ大胆に上げていきます。 かなり調整ネジを回したところでやっと範囲にきました。 ただ、エリーゼの光軸は 上下を弄ると、左右も狂うから こちらも動かしながら、微調整します。 上を向けると、右に向き 左に向けると上を向くので、やっかいです。 テスター屋が断ったのもうなずけます。 昨日と違い、時間をかけて調整するものの 懸念事項がひとつ 光軸を法定の範囲内で調整しても ロータスクオリティな、バルブの固定しているスプリングが 緩い為か?バルブのカプラーを触ると 上下にかなりのブレを見せます。 試しに、一番上になるのと、下になるのとでは 車検合格基準の5パーセントを超えちゃいます。 これじゃぁどっちか振れたら、またまた合格しないかも? この時点では、予感でしたが… とりあえず、真ん中あたりで、調整してこの日は終了します。 次の日 朝一、8時40分に検査場に到着して 祈るように順番を待ちますが ラインに入ると嫌なムード。 自動のラインで、最初から車高が低いとのエラーが 前日、車高はOKでしたから センサーのエラーであるのは間違いないのですが、検査官が 手動で、ホイルベースを調整 横で、検査官が見ながら 機械を少しずつ動かしますが、なかなかうまくいきません。 10分以上悪戦苦闘しながら やっと、光軸が動き出しましたが ガクガク動いて光軸中心を探してます。 嫌な予感なまま、時間が進んで 案の定、鬼門の右ヘッドライトが×判定。 もう、驚きませんが しっかり調整してきたのにがっかりです。 ライン終了後、検査官に 「右が下向きだけど、ホイルベースが測定出来ず検査ラインが水平じゃなかったかも? 光軸検査だけなら、水平で測定出来る3,4,5ラインで受験したら合格するかも」 と指摘されました。 それで、指示にしたがって 小型、昔ながらの自動じゃない5番ラインにならび再受験。 自動ライン以外受験した事ないから 待ってる間、じっくり眺めて手順を確認します。 このラインの検査官にも 初めてなんですけど、、と申告 すると、丁寧に手順を教えて頂き、横で(心配なのか?)サポートしてもらえました。 基本、光軸だけなので 各試験はパスするだけですが 水平出てる鉄板上で 乗ったまま(通常はこの時点で排ガスも測定するから降りるんですが) ドキドキしながら、光軸の測定を受けます。 結果 左○ 順当 右○ やった~! ラインを降りた後、検査官に訊きます。 「1ラインじゃ落ちたんですが右は下じゃ無かったですか?」 「範囲内です。」 「自動のラインで、ホイルベースが測定出来ないなら、光軸は出ないよ~ こっちのラインに来て正解じゃない?」 これで、やっと車検が通りました。 今までで一番苦労した車検でした。 ちなみに この日、珍しく違うロータスが検査場に受験してたんで 並んでる時間、興味を持ちながら眺めてましたが 同じく、光軸で落ちてました。 ショップのツナギを着てたから恐らくプロショップで 調整してないはずは無いんですが やはり、ロータスは 光軸検査鬼門なのでしょうか? この後、登録にて 車検証を発行してもらって 見渡すも、このロータス無かったので、この場で調整することなく 工場にでもとって返したのでしょう やはり、現地で調整するにはリスク高すぎと思われます。 次の車検では 光軸だけ、1,2ライン以外を受験しようと心に誓いました。 |
2010年04月07日 (水)
昨年6月に足回り、ブレーキのモディファイを進めて
全て完了したのが、先月でしたから、おおよそ8ヶ月。 その間に車検が切れ、不動だったのもあり継続検査を受けれなかったんだけど エリーゼスーパーテックにスポットで参加するから 早々に車検を受けに陸自に行ってきました。 当初、3月25日に予約してたんですけど 急遽決定した、自動車重量税の暫定税率が下がるとのアナウンスで 4月1日に変更。エリーゼは軽い(1トン未満)から25,200円→20,000円 それでも、数日で5,000円安くなるなら迷わず待ちです。 受験当日は、同じような考えの人が多いのか 8時40分に到着したものの、既に30台以上がラインに並んでいます。 今回、ナイトロンを装着して コーナーウェイトを取った際計ったシャーシからの車高は、おおよそ100ミリ前後。 車検は90ミリだから楽勝!と思って望みましたが 大事をとって、1,2番の自動のラインで試験を受けました。 順番が来て ラインに入場。 サイドスリップ○ スピードメーター○ ブレーキテスト。 う~ん。始まらない。 スピーカーから、検査官が 「ブレーキ踏まないで~」 僕 「踏んでないんですけど…」 で、何度かローラーが廻ってる雰囲気。 でも、画面でブレーキを踏むと言う表示が出ない。。 出ないまま、ブレーキ×と表示。なんで? 次は、光軸 左○ 右× 最後、下回りピットからのチェック。 一通り済んで、スピーカーから 「車検証持って降りてきてください~」 と嫌な予感。。 降りると、 「これは、正規物ですか?」 僕 「そうですが。型式もとれてますし。」 心の声 「GTハブか?APのブレーキか?それともリアブレーキ?」 検査官 「ああ、そうですか。」 なんだか腑に落ちない感じ。 「まあ良いです。ちょっと車高が低いようです。」 僕 「ええっ!きっちり調整してきたんですが?」 検査官、車高用の棒を動かす すると、シャーシは楽勝ながら スタビのロッドに微妙に当たる。 心の声 「うっ、あんなところが低かったのか。。全然気づかなかった。。」 検査官 「まあ、ピットは水平じゃないから、新規のラインで診てもらって~」 僕 「わかりました。。」 ピットを出て 排ガス検査○ 出口ポストの検査官に落ちた理由を尋ねます。 検査官 「フロントブレーキ引き摺ってるね。」 心の声 「うっ、APのレーシングキャリパーだ。。ピストンスプリングが常に押してるから故障じゃないけど この程度で問題になるとは…」 検査官 「右ヘッドライトは20ミリほど高いね。調整してきて下さい。」 失意の元、ラインを退場。今までで一番バッテン多かったのもそうですが 車高は、この場ではどうしようもない。 最悪、スタビ外して再検査するしかないか~ ![]() まあ、でも、ダメもとで新規のラインに並びます。 ここも、混んでます。 この時点で既に、10時15分。チャイムが鳴って30分まで休憩です。 10時30分。第2ラウンド開始。
新規の検査官が 車高のチェックを始めます。 シャーシ近辺。全然接触するところありません。←当然。 いろいろ測定してますが、スタビがフロントホイル裏の見えにくいところにあるのも幸いして 検査官気づきません。。 検査官 「OK、大丈夫。見た目ほど低くないね」 僕 「そうなんですよ~ピットの人にもそう言ったんですけどね。」 心の声 「ラッキー、見逃した~」 判子を押してもらって ラインを退場。 首の皮一枚で今日合格に繋がった。。 後は、ブレーキ(引き摺り)と光軸か~ とりあえず、陸自横のテスター屋に駆け込む すると、入ったとたん 「ああっ、ダメだわ。調整出来ないわ~」 と軽くダメだしを食らう。 そうやな、やったこと無いだろうし、面倒毎は数こなしてナンボのテスター屋では 断る方が得策だからな~ 変に納得しつつ、陸自に帰り とりあえず、ヘッドライトカバーを外し 鬼門の右ヘッドライトを診てみる。 このライト、車検前の調整中も 上下調整用のボルトが嵌ってなかったことが判明。 バラさなければどうしようも無かったことで 押し込んでるだけの状況。 診てみると、案の定この部分が外れる。 しょうがないから、動かないように力任せに押し込んでみた。 何度か、強引に力を掛けていたところ 「カチャ」 とコ気味良い音。 「う~ん。もしかしてちゃんと嵌った?」 触ってみると、今まで抜けてきたレンズがきっちり止まってます。 「おおっ、これでちゃんと直ったやん。災い転じて福となすやね。」 ただし、嵌ったことで光軸は下向きになります。 壁にライトを当て、左に合わせて目分量で調整。 ブレーキの引き摺りは 根本解決は、バラシテスプリングを外すしかないですが ここは、必殺その場しのぎ。 検査場横の部品商で、潤滑スプレーを購入。 フロントブレーキに向けて、親の敵のように吹き付けます。 その後、ラインに再挑戦。 フロントブレーキを使わないように ラインに着くまで、サイドブレーキを使って進みました。 ラインに進入。 再検査で、ブレーキと光軸ボタンを押します。 ローラーに乗って 今度は順調にローラーが廻ります。 ガイダンスに従って フットブレーキを踏み ブレーキ○ 今度は駐車ブレーキ 駐車ブレーキ○ やった!何とかなった。 次、光軸 左○(当然) 右× あっちゃ~目分量じゃダメか。 ラインから抜けて 検査官に尋ねます。 検査官 「右ライト下向きだね。かなり。」 う~ん、まだ下向きか。 こりゃ、光軸テスター無いと無理っやね。 この時点で、11時過ぎ。第2ラウンド終了です。 つづく ≪ 続きを隠す |
2010年03月18日 (木)
イケヤフォーミュラは、エリーゼ関係ではわりかしメジャーな存在だと感じますが
風変わりな商品も発売しているのは、あまり知られてないかな? A1メープルゲージが正式名称で、本当はどちらが販売元なのか、良く分かりませんが 管理人が借りてきたのは イケヤフォーミュラー販売のものでした。 基本的に、大多数の国産車両向けに作られているから 取り付けピッチが100と114.7(4穴、5穴)が標準。 フェイズ2以降、100の4穴なのでこの点では使用可能です。 フェイズ1はピッチが少し小さいからこのままでは使えません。 でも、使い勝手と、使用方法を学ぶ為ですから 今回、フェイズ2での測定、調整をやっていきます。 ![]() 今回貸していただいたのは、パーフェクトセット。 4輪全てのトーを同時に計測可能です。 装着自体はすごく簡単。 ただ、ホイルベースの補正がメーカーのデーターが当てにならないから 試行錯誤しました。 メーカーのデーターでは フロントトレッド 1455 リアトレッド 1505 これだと、補正で25ミリづつ、リアの調整を内側に入れるのですが ホイルのオフセットも関係しますから実際は フロント +35 リア +18 片側17ミリ、フロントの方がアーム長くなります。 補正すると、 25-17=8ミリ リアトレッドが長い計算です。 それで、この補正値をもとにトーを調整していきます。 ![]() 目盛りでは、おおよそ10分単位で切っていて 感覚的には、2.5分くらいまでは追い込めそう。 まあ、ミリ換算すると、エリーゼのタイヤサイズでは、10分で0.8ミリほどの違いだから 2.5分だと、計測誤差に近くなるんだけど、、 だからと言うわけではないけど この近辺、トーリンクを少し回しただけで微妙に変化します。 リアはイン10分を目安に調整していますが、片側だと5分なので結構シビアな感じです。 調整後、確認の為 トーインゲージを使ってトータルトーを計測してみました。 すると、、、
アウト20分 間違ってるじゃん。 どうして? 考えても詮無いことなので、アウト20分に合わせて ホイルベースを考えて見ることに、、 すると、この数値に近い値をさす位置は 片側2.5ミリ内、つまりフロントの方がトレッドが長い? う~ん、どう言う事か分からん。 でも、これで再度調整すると、改めてトーゲージで計測しても ほぼ、同じ値がでた。イン10分に調整。 それで、今度はフロント フロントから見ると、リアのトレッドが短いから 今度は2.5ミリ外に掛けます。 フロントはセオリー通り、10分ほどアウトにしました。 調整して、またまた念のためトーゲージで計測。。 え~っ!アウト50分。 どう言うこっちゃ。 わけ分からん。 片側25分。またも、似た数値を導く場所に 糸を掛けなおすと。 2.5ミリ内。 何で? これじゃ、前から見るとリアが長く、後ろから見るとフロント長く になってしまう。 何かが間違ってる。もしくは、、、 犯人は、、 キャンバーですね。現状でフロント1度20分、リア3度 ついてるんですけど、ハブ面の角度が変わると 角度が付けば付くほどトレッドは短くなる方向となります。 だから、前から測る時は実際のトレッドはキャンバーの強いリア側で短くなり 後から測る際は、フロントの方がキャンバーが立ってることで フロントが長くなるのでしょう。 これは、キャンバーが変わると 計測の補正が変化してしまうと言うことで 実際の運用ではあまりに汎用性が無く ちょっと使い難い。 使い勝手よければ購入しようと思ってたので この辺りはちょっと残念。 気を取り直して 補正した値で、フロントをトータルトーアウト10分に調整して 走らしてきました。 驚きました。ハンドルセンターが全く狂ってません。 もちろん、4輪とも個別にトーを調整したから 当たり前と言えば当たり前なのですけど ここまで、ピッタリだとは思ってなかったから、、 今回は、乗車にこだわって 運転席に60キロのオモリを乗せて調整したから 余計にピッタリでたのでしょうけど 何百万もする4輪アライメントテスターからすると 費用対効果が大きく、補正が面倒だとは言え かなり使えるヤツだと↑とは違う意味で 感じました。 ≪ 続きを隠す |